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Dragon's eye [3ー4]

[307]  ギルドギア  2008-07-14投稿
【居たんだってお前…腰に付いてんだぞ!?】

「悪い悪い…忘れてた☆」

【てめぇ…なんかあのサイスとかいう変態に似てきてるぞ…】

「マジで!?」

【マジで】

「気を付けないとな…」

【あぁ…ていうか早く坑道に行くぞ!】

「おう!確か上だったな」

【30mぐらいな】

レンは暑さに耐えながら、スイスイと山道を登っていく。

「ここらへんかな?」

【その通りだ…】

クザンによるとこの辺りに坑道の入口があるらしいのだが、それらしきものはどこにも見当たらない。

本当にあってんのか?

レンは、そう思っていた。クザンが、自信満々で言うから言われた通りにしたが、考えてみれば、その根拠は一つもないのだ。

【お前…俺を疑ってるな?】

ギクッ

【確かな根拠がない……そう思ってんだろ】

ギクギクッ

【ふっ…忘れたのか?俺が大地を操れるということを】



【陸に繋がってりゃぁ何でも分かるんだよ】

………

【でも入口はないよって思ってんのか?】

ギクギクギクッ

【馬鹿…よく考えてみろ……あの変態のことだ、そう簡単に入らせてくれる筈ねぇだろ】

「あっ…!」

【分かったか?……塞がれてんだよ!入口を!】

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