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失恋

[271]  タカ  2008-07-15投稿
二年前、僕は一人の女性に恋をした。前に勤めた会社の、アルバイトの二歳年上の女性だ。
「おい、アイツの携番聴いておいて。」僕は、彼女と同じ職場でアルバイトしていた友人に頼み、彼女とのきっかけを作ってもらい、三人で朝まで遊び明かす日々が三ヶ月程続いた。
しかし、彼女には四年間同棲を続けた彼がいた・・・。
彼女の恋愛相談を聞く度に、僕と彼女は引かれ合い彼女は、彼との四年間に終止符を打ち、僕との新しい生活を始めた。
始めは全てが新鮮で、楽しかった・・・。
「俺、一人でドライブ行ってくる。」
「うっ、うんわかった・・・。」
彼女はいつもそう答えた。そして、一人僕の帰りをいつも待っていた。
仕事のストレスを、一人のドライブで解消し、寂しい彼女に何もしていない僕が居た・・・。
次第に、彼女の寂しい気持ちは不安へと変わり、僕の信用は崩れて行った・・・。また、僕の信用されないイラダチは、彼女への不信へと変わって行った。
お互いがそんな気持ちを背負い、生活をして十ヶ月の月日が経ったある日、彼女の祖母が亡くなり、彼女が悲しむ中僕は彼女の支えになれなかった・・・。さらに、三ヶ月が経ったある日、僕の父が他界した・・・。二人の心はボロボロだった・・・。
それでも二人は、安心と信頼を取り戻す為に、努力をした。いや、彼女だけが努力していたのかもしれない。僕は、自分に甘く人に厳しい性格から、彼女を苦しめ続けていたのかもしれない・・・。
二人の生活は、一年と半年を迎えたある日突然、「あなたに恋愛感情はもう無いの・・・。別れて・・・。」僕の頭は真っ白になった・・・。いつもの喧嘩はあったが、僕は心のどこかで「別れる事は無い」と思っていたのかもしれない。
僕は彼女に縋ったが、彼女の気持ちは戻る事は無かった・・・。
現実を受け入れられないまま、今も僕は生活している・・・。
彼女の気持ちを失ってから僕は、彼女が大切な人だと心から気付きました。後悔と自分に対しての苛立ちで、死にたく時は毎日です・・・。
皆様、今一緒に居る彼氏・彼女は大切に思い、信用し、裏切らないで下さい。沢山、愛情を注ぎ合って下さい。この世の中に、僕の様な人が増えない事を、心から願っています。

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