携帯小説!(PC版)

騒乱

[220]  一月  2008-07-16投稿
夏が迫る
灼熱の太陽が
地表を焦がして
何もかもが
熱に浮かれる

どこへ逃げても
まとわりついてくる
湿気を孕んだ夏の風

人工的な
冷気にあてられて
この体
ひからびてゆくよ

祭りの騒乱は
遠く聞こえた

涼を求めて闇夜に潜み
気が付けば秋

祭りはとうに終わり
迫るようだった空も
高く、遠く…

そうして夏は
騒ぐだけ騒いで
知らぬ間にいなくなる

毎年、毎年やってくる
人騒がせな
祭りの主役

感想

感想はありません。

「 一月 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス