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ダメツマ、ダメオット。22

[453]  椿家まんもす  2008-07-16投稿

…3時間後。


ボクが目を覚ますと、ツマはまだ手紙を書いていた。

ツマは文章を書くのがニガテなため、ゼ○シィを見ながら書いてもなかなか上手いこと仕上げられず、とうとう徹夜してしまったのだ。


イライラしながら書いているため、レポート用紙はグチャグチャ。


さらに家を出るギリギリまで書いていたせいで、式場入りの時間が迫っていた。


タクシーを呼び、二人で飛び乗る。


式場に遅刻しそうだというコトを運転手のオッチャンに伝えると、

「よし、じゃあ急ぐからシッカリ掴まっとけよ!!!」
というなり猛スピードで走り出し(速度違反)、見事式場に間に合った。



ツマはすぐにドレスの着付けに入った。


ボクは空いた時間に、ツマに頼まれたおつかいに行く。


両親への手紙の文章は完成しているが、書いてある紙はグチャグチャのレポート用紙。


招待客の前でそんなモノを取り出す訳にはいかないので、便箋のセットを頼まれたのだった。



…式場の向かいにあるコンビニに、おつかいに行くボク。



二人の着付けが終わり、ツマはウエディングドレス姿で手紙の正書をしていた。


互いの親族との顔合わせも済ませ、式の最終確認をする。



いよいよ、ボクらの結婚式の始まりです。


つづく

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