携帯小説!(PC版)

曖昧

[118]  奈那子  2008-07-17投稿
「好きです。」
そう、伝えても貴方は冷たく突き放すのでしょうね。
分かってます。
それを理解した上での想いですから。
貴方の心が私ではない違う人に向いているのを。

叶わないならこんな想い潰して粉々にすればいいのに…。
ずっと私は思ってるけれどやっぱりできません。
貴方を好きになったばっかりに、私は苦しめられる。
苦しいならいっそ死ねばいい。死んだらきっと楽になれる。

それでいいのかなぁ…?

それならば想いを伝えた方がまだいいのかなぁ…?

思いきって貴方に言いました。
「好き…です」

きっと突き放される。まぶたをぎゅっと閉じて体全身に力をこめる。
貴方はずっと黙っている。きっと無言の突き放しなんだろう。そう思ってそぅっとまぶたを上げると。


貴方は笑顔だった
いつも遠目から見ていた笑顔よりも嬉しそうに。




感想

感想はありません。

「 奈那子 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス