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アカデミーラストナイト 第1章 始まり4

[320]  芙蓉 稟  2008-07-18投稿
―放課後
「さてと、帰るか。」
空はさっさと帰る準備をして教室を出ようとしていた。

「そ・・・空待って」
帰ろうとしていた時愛に呼び止められた。

「どうした、愛?何か用でもあるのか?」

「あ、あのね、あ・・・明日の遠足の事なんだけど・・・」

「ん?遠足の事でなんだ?」

「明日・・・わ・・・私と一緒に・・・」

「お〜い空、一緒に帰ろうぜ。」
ちょうど愛と話しているときに正太に呼ばれた。

「ちょっと待っててくれ後で行くから。」

「了解」
と正太が言うと正太は教室から出ていった。

「ごめん、愛。で、なんの話しだったっけ?」

「・・・。えと、なんでもない。また明日ね」
愛は走って教室を出ていった。

「変な奴だな・・・。」

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