恋、二度(ふたたび) 133
悟志さんの言う通り、みんなで話していたら、あっと言う間に宝塚に着いていた。
「真愛、怖くなかったか?」
夏希くんが電車を降りる時、私の側に来て聞いてきた。
「うん…怖くなかった…でも…どうしてかな…」
言われてみれば…
「みんなで楽しく話してたからや」
それで怖さを感じる間もなかったから…?
「俺は、真愛ちゃんが怖がる訳わかった気がするなぁ」
タクシーを待ちながら、悟志さんが言った。
「どういう風にわかったんや…?」
「どういう事…?」 私と夏希くんは同時に聞き返した。
「真愛ちゃんは考え過ぎるんや」
「考えすぎる…?」 悟志さんが言いたい事が、まだ理解できないよ…
「夏希と二人で電車乗ってたら、不安感が広がらへんか?」
「うん、段々広がっていく…」
「でも、今は不安感がなかった」
「うん…」
「何で俺とやったら不安になるんや?」
夏希くんが、不服そうに悟志さんに聞いた。
「お前、口下手やろ。途中で話が途切れてしまう」
「悪かったな」
夏希くんのご機嫌が悪くなってきたけど…
「真愛、怖くなかったか?」
夏希くんが電車を降りる時、私の側に来て聞いてきた。
「うん…怖くなかった…でも…どうしてかな…」
言われてみれば…
「みんなで楽しく話してたからや」
それで怖さを感じる間もなかったから…?
「俺は、真愛ちゃんが怖がる訳わかった気がするなぁ」
タクシーを待ちながら、悟志さんが言った。
「どういう風にわかったんや…?」
「どういう事…?」 私と夏希くんは同時に聞き返した。
「真愛ちゃんは考え過ぎるんや」
「考えすぎる…?」 悟志さんが言いたい事が、まだ理解できないよ…
「夏希と二人で電車乗ってたら、不安感が広がらへんか?」
「うん、段々広がっていく…」
「でも、今は不安感がなかった」
「うん…」
「何で俺とやったら不安になるんや?」
夏希くんが、不服そうに悟志さんに聞いた。
「お前、口下手やろ。途中で話が途切れてしまう」
「悪かったな」
夏希くんのご機嫌が悪くなってきたけど…
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