恋、二度(ふたたび) 134
「夏希、へそ曲げるなよ。仮に俺と二人きりでも同じ事になるよ」
取り繕う様に、悟志さんが夏希くんをなだめていた。
「続けろよ…」
夏希くん、まだむくれてて可愛いい…
「つまり今は、六人で途切れる事無く話してたやろ…」
「うん…」
「だから不安に思う暇が無かった。でも二人だと、真愛ちゃんもおとなしいから、話が途切れる時がある…」 「うん…」
「そんな時に、誰かに見られてる、なんて考えてしまうんじゃない?」
「うん…」
「それを無意識にしてしまうのは…癖になってしまっている、からなんじゃない」
「癖…?」
「そう。で、今日発作が出た時、どうやったら収まった?」
「…夏希くんに抱いて貰ってた…」
私の顔が赤くなっていくのがわかった。
「その時何を感じて何を考えていた?」
「夏希くんの優しさを感じて…何も考えて無かった…」
そういえば昨日も…
「つまり、真愛ちゃんの好きな夏希といるんだから、考える事は夏希の事だけにすればいい。そうすれば変な事考えずに済むから、発作も出ないし、出そうになったら、夏希に抱き付いたらええねん」
悟志さんの言いたい事はわかるけど…
取り繕う様に、悟志さんが夏希くんをなだめていた。
「続けろよ…」
夏希くん、まだむくれてて可愛いい…
「つまり今は、六人で途切れる事無く話してたやろ…」
「うん…」
「だから不安に思う暇が無かった。でも二人だと、真愛ちゃんもおとなしいから、話が途切れる時がある…」 「うん…」
「そんな時に、誰かに見られてる、なんて考えてしまうんじゃない?」
「うん…」
「それを無意識にしてしまうのは…癖になってしまっている、からなんじゃない」
「癖…?」
「そう。で、今日発作が出た時、どうやったら収まった?」
「…夏希くんに抱いて貰ってた…」
私の顔が赤くなっていくのがわかった。
「その時何を感じて何を考えていた?」
「夏希くんの優しさを感じて…何も考えて無かった…」
そういえば昨日も…
「つまり、真愛ちゃんの好きな夏希といるんだから、考える事は夏希の事だけにすればいい。そうすれば変な事考えずに済むから、発作も出ないし、出そうになったら、夏希に抱き付いたらええねん」
悟志さんの言いたい事はわかるけど…
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