恋、二度(ふたたび) 136
タクシーには、女性陣と男性陣に別れて乗った。
タクシーの中で香緒里が、
「さっき悟志さんに何を言われてたん?」
と聞かれた。
「私の発作の原因と対策…」
「へぇ…なんて言われたん?」
私は掻い摘まんで、香緒里に説明した。
「短時間でよくわかるね…」
「涼平くんもわかるんじゃないの?」
「涼平が…どうして?」
「二人とも元プレイボーイだから、女の気持ち見抜くの得意なんじゃない」
香緒里は首をかしげていたけど…
「夏希くん達3人に共通点あるよ」
「共通点?」
私の言葉に、香緒里と美樹が同時に聞き返した。
「女性への接し方や、話し方が他の男の人に比べて、思いやりがあるの…私の心に、土足で入り込んでくるような事は絶対しない…」
「そうやね…だから悟志と結婚したんやもん…」
「私も同じや…真愛やないけど、涼平の優しさが嬉しいから、一緒に居るんやもん…」 「だから、話せるんやと思う…」
私は夏希くんの事を思いながら言った。 「私達、いい男掴まえたんやね…」
香緒里がしみじみと言った。
タクシーの中で香緒里が、
「さっき悟志さんに何を言われてたん?」
と聞かれた。
「私の発作の原因と対策…」
「へぇ…なんて言われたん?」
私は掻い摘まんで、香緒里に説明した。
「短時間でよくわかるね…」
「涼平くんもわかるんじゃないの?」
「涼平が…どうして?」
「二人とも元プレイボーイだから、女の気持ち見抜くの得意なんじゃない」
香緒里は首をかしげていたけど…
「夏希くん達3人に共通点あるよ」
「共通点?」
私の言葉に、香緒里と美樹が同時に聞き返した。
「女性への接し方や、話し方が他の男の人に比べて、思いやりがあるの…私の心に、土足で入り込んでくるような事は絶対しない…」
「そうやね…だから悟志と結婚したんやもん…」
「私も同じや…真愛やないけど、涼平の優しさが嬉しいから、一緒に居るんやもん…」 「だから、話せるんやと思う…」
私は夏希くんの事を思いながら言った。 「私達、いい男掴まえたんやね…」
香緒里がしみじみと言った。
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