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タイムリミット

[391]  あかり  2008-07-18投稿
今俺は人生のタイムリミットを向かえようとしている。これが最後チャンスだ。彼女に伝えなくちゃこの押さえきれないこの気持ちを…

「ふぁ〜なんかねみー」

「あんたいつもあくびばっかしてちゃんと寝てんの」

「もうちょいでゼンクリするんだよ。」

「またゲームいい加減にしとかないと体壊すよ」

相変わらず口うるさいのは幼なじみの千尋だ。千尋とはオムツが外れる前からの腐れ縁だ。凄く頭良くてモテる。みんなかわいいって言うけど俺にはずっと一緒にいるせいかよくわからない。

「わかってるよ今日で終わるから明日からちゃんと寝るよ」

「今日からちゃんと寝なさい。たくなんでこんなだらし無いのがモテんのかね〜」

「んなのイケメンだから に決まってんじゃん」

そう言うおれは名前は勝吾。ラグビー馬鹿しかもただの馬鹿じゃない、県の代表に毎年選ばれている。自慢じゃないが俺も結構モテる。

「自分で言うな。」

「はは、じゃな」

「じゃまた明日ね」

千尋と別れて家に着いた

「ただいま〜つても誰もいないか」

いつものようにみんな仕事に出ていなかった。

(ガチャ)

「さてゲーム続きするかってわ〜」

目玉が飛び出すかと思った。知らないおっさんがベットの上に座っていた。

「オッサン誰だ」

「死に神です」

「しっ死に神」

「はい死に神の田中幸治と申します」

「もろ 日本人名前じゃん本当に死に神か」

「はい正真証明の死に神でごさいます。ほら死に神バッチ付いてるでしょ」

「なんか胡散臭い てかなにしに来たんだ」

「はいあなたに死を告げに伺いました」

「死 俺がまだ死ぬ訳ないだろ」

「ええまだ死にません。あなたが死ぬのはちょうど一年後でございます」

「まさか」

「いえ本当でございます」

「俺がどうやって死ぬんだよ」

「知りたいですか?」

「どうやって死ぬんだよ」

「それは」

「それは」

「教えられないです」

「なんでだよ」

「規則ですから」

「ふざけんな俺が一年後死ぬわけないだろ」

「信じようが信じまいが本当です」

ここから俺の死えのカウントが始まった。

後356日

続く

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