報せ〜シラセ〜1
タカシ「そういえばさぁ、耳鳴りってあるじゃん?あれって、近くに霊がいるしらせなんだってな。」
リョウタ「あーあー、聞いた事あるよ。でも、霊も見せない俺にとっては何の意味もないけどね」
タカシ「でも、見えなくても意識するだけで少しは怖いと思わない?」
リョウタ「ないない(笑)」
ホラー映画や怪談話しが好きな俺にとって、学校帰りにこんな話しをする事が日課になっていた。
タカシ「俺も1回でいいから幽霊に会ってみたいなぁ。怖くないやつね」
リョウタ「ホント、お前は好きだねー。土曜の夜も行くんだっけ?」
タカシ「あー、ノダ先輩が連れて行ってくれるらしいから、行ってくるよ。円形校舎。お前も来たらいいよ。」
リョウタ「まぁ、気が向いたら行くわ。じゃあ、俺はバイトあるからこっち行くわ。じゃあね。」
いつも通り、バイトに行くリョウタと別れ、俺は一人で土曜の事を考えながら自宅へ向かった。
〜もうすぐ25歳になる自分は怪談話に一切興味はなく……、いや正確に言うと、あの土曜から体験した出来事に恐怖を覚え、避けているのだろうと今になって思う〜
リョウタ「あーあー、聞いた事あるよ。でも、霊も見せない俺にとっては何の意味もないけどね」
タカシ「でも、見えなくても意識するだけで少しは怖いと思わない?」
リョウタ「ないない(笑)」
ホラー映画や怪談話しが好きな俺にとって、学校帰りにこんな話しをする事が日課になっていた。
タカシ「俺も1回でいいから幽霊に会ってみたいなぁ。怖くないやつね」
リョウタ「ホント、お前は好きだねー。土曜の夜も行くんだっけ?」
タカシ「あー、ノダ先輩が連れて行ってくれるらしいから、行ってくるよ。円形校舎。お前も来たらいいよ。」
リョウタ「まぁ、気が向いたら行くわ。じゃあ、俺はバイトあるからこっち行くわ。じゃあね。」
いつも通り、バイトに行くリョウタと別れ、俺は一人で土曜の事を考えながら自宅へ向かった。
〜もうすぐ25歳になる自分は怪談話に一切興味はなく……、いや正確に言うと、あの土曜から体験した出来事に恐怖を覚え、避けているのだろうと今になって思う〜
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