携帯小説!(PC版)

トップページ >> コメディ >> ♂→♀??

♂→♀??

[838]  リゾート  2008-07-19投稿
手をワキワキさせながら近づいてくる男どもを見て俺はこう思う。
“なぜ星の女神はこんなことを…こんな願いをかなえたのだろうか?”と。
「おもしろいから…」
俺はその声にびっくりして後ろを向くと、そこにはとても綺麗で清楚な女性がフェンスに腰をかけていた。
「あんた誰だよ!?」
「あなたがさっき質問した相手…」
な、なんだって?
聞き間違えか?
「ちがうよ。聞き間違えじゃないよ…」
なぜだ!?
なぜ声に出してないのにわかる!?
「星の女神だから…」
俺はびっくりした!
それは彼女が今の現状を作った張本人だからだ。「へへへ。びっくりした…?」
「びっくりした?じゃないよ!!早くもとの俺に戻せ!」
俺は彼女に一歩詰め寄る。
しかし、彼女はのほほんとした表情のまま言葉を紡ぎ始める。
「なんで?去年の文化祭で女装してたとき“女になるのも悪くないな”っていってたよね…?」
あぁ…そんなこと言ったかもな…
「私は何も彼らだけの願いを叶えたわけじゃないよ…。あなたの願いも叶えた…」
彼女は殺傷能力S級の笑顔をして小首を傾げる。こんな彼女がそんなヒドいことを…。
俺は頭の中が真っ白になってしまった。
「でも…困ってるね…何でだろ?」
男が急に女になったからだろ!
俺は呆れて声にも出せなかった。
だけど彼女が相手なら声に出さなくても通じる。「徐々にだったらよかったのか…」
彼女は納得したように手をポンとたたく。
「そうゆうことじゃない!!」
流石に声が出た。
「じゃあ、どうゆうこと…?」
チワワのように目を潤ませながら聞いてくる。
すごく可愛い抱きしめたいくらいだ。
「それは後で説明してやるから、とりあえず元に戻して!」
俺は必死に頼んだ。
「いいけど、一つお願いがあるの…」
彼女はそこで言葉を切った。

感想

感想はありません。

「 リゾート 」の携帯小説

コメディの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス