どうして、僕は
どうして、僕は生きてるの? 目を醒ますなり そんな事を考えた。 ここは大阪の西成に近いいわゆる日雇い人夫が寝泊まりする寮だ。
寮とは名ばかりで 3畳程の部屋にトイレと風呂は共同になっている。
各部屋のドアには○号倉庫と書いて有りまるで荷物扱いだ。
朝5時に起きて、近くに有る事務所迄チャリンコに乗って行き、仕事をもらいに行く。
しかし、毎日仕事が有る訳も無く、雨が降ると土木作業等が中止になる為 7月のこの時期は、食べて行くのも、ママならない。
今日も、昨夜からの雨が降り止まず仕事にあぶれてしまった。
仕事にあぶれると日払いの日当が当然有る訳無くて、空腹を我慢しながら エアコンの無い部屋で、寝てるしか無い。
暑さで朦朧とした頭で僕は、なぜか、あの人達の事を思い出していた。
<第一話>
「松ちゃんと浜ちゃん」
寮とは名ばかりで 3畳程の部屋にトイレと風呂は共同になっている。
各部屋のドアには○号倉庫と書いて有りまるで荷物扱いだ。
朝5時に起きて、近くに有る事務所迄チャリンコに乗って行き、仕事をもらいに行く。
しかし、毎日仕事が有る訳も無く、雨が降ると土木作業等が中止になる為 7月のこの時期は、食べて行くのも、ママならない。
今日も、昨夜からの雨が降り止まず仕事にあぶれてしまった。
仕事にあぶれると日払いの日当が当然有る訳無くて、空腹を我慢しながら エアコンの無い部屋で、寝てるしか無い。
暑さで朦朧とした頭で僕は、なぜか、あの人達の事を思い出していた。
<第一話>
「松ちゃんと浜ちゃん」
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