携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 良子…ファイナル?

良子…ファイナル?

[502]  ぐうりんぼ  2008-07-21投稿
「何てかコラァ!」

カッとなったアキトは拓也に近付き、胸ぐらを掴んだ。

拓也はその腕を払い除け、アキトを突き飛ばそうとする。

スキを見て、アキトは相手の顔面に?浴びせる。

激怒した拓也はアキトに掴み掛かった!

男2人の激しい殴り合い、掴み合いが続く。

拓也に比べてガッシリした体格のアキトが格闘には有利だと思われるが、機敏な動きをする拓也の方が有利だ。

アキトの体を掴んだ拓也は一気に相手を投げ飛ばした。

「何ィ、さらしとんじゃコラァ!」

ヒロシとヨースケが拓也に掴み掛かって来た。

ヨースケに?一撃浴びせる拓也。

ヒロシに背後から羽交締めされたが、力を込めて背負い投げした。

3対2の格闘も拓也の圧倒的勝利のようだ。

予想外の展開に由美は呆然と立ち尽くす。

拓也は由美に話しかけようとした時、雅美が叫ぶ!

「森山ァッ! 後ろォッ!」

「え?」

拓也が後ろを振り返った時、アキトが襲いかかって来た!

手にはナイフが握られている。

気が付いた時には、右腕から血が出ていた。

激痛が走る。

「て、テメェ! 卑怯だぞ!」

「アキト! やり過ぎだよ!」

アキトがナイフを持っていたとは…、由美にとっては想定外だった。

単なる喧嘩で終わると思っていた事が、深刻な事態になって戸惑うばかりである。

…が、

「由美は黙ってろ!
コイツ、ぶっ殺す!」

かなり興奮しているアキトは拓也に襲いかかった!

すると、誰かが横から走って来て、拓也の前に立ちはだかった。

アキトが手にしているナイフがその人物の背中を貫通した!

悲鳴を上げる雅美。

自分の体に寄り掛かる女性を見て拓也は仰天した。

「り、良子!?」


つづく

感想

感想はありません。

「 ぐうりんぼ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス