虹-レッド?-
「いや・・・ないないないない!!」
けど確かに聞こえたんだ
『かわいい』って・・・
ボンッ!・・・あ、なんか破裂したこれは多分あたしの心臓だろう無性に恥ずかしくなって勢いよく机に突っ伏した
「・・・に・・たに!!栗谷!!」
「おい!お前当てられてるぞ」
隣の小菅があたしをバシバシ叩く
そう今は数学の時間。えっと答えは・・答え・・・
問題・・問題は・・・??
聞いてないっ!
慌てて誰か教えてくれないかとクラス中を見回す
蒼と目があった 何か口パクで喋ってる・・・何?・・80・・の二乗?答えだ!!Thank you!蒼!
「えっと・・・80の二じょ「あほ!!答えは12だ!!」
クラス中を笑いの渦に巻き込んだその答え・・蒼はというと・・・腹を抱えて大爆笑・・・
絶対あとでコロス!!!
たぶんもう今は顔も心も真っ赤だと思う
「あぁもう疲れたよ今日は・・」
そう呟いて放課後の薄暗い教室から赤く染まった綺麗な夕焼け空を見上げる
すると突然視界を遮るもの
振り向くとノートを持った蒼がいた
「何してんの??」
「何って・・・麻梨の帰り待ち・・」そこまで言って思い出す
あの時のこと
あ・・・
なんかムカついてきた!!
こいつには言わなきゃなんないことが!!
「蒼さぁ数学の時間嘘教えたでしょ!!恥ずかしかったじゃん」
「そうだっけ?全然覚えてねーな」
奴は意地悪な笑顔でしらばっくれる
「思い出してよバカー!!!」
その瞬間 頭を引き寄せられ唇に初めて感じる感覚がした
状況を把握するのに少し時間がかかった
引き寄せられている頭
顔にかかる蒼の前髪
どアップな蒼の整った顔
あたし今・・・
キ・・キスされてる!?
「ちょっと・・・やめ・・・!!」
あたしはびっくりして蒼の胸を力いっぱい押し返した
あたしは動揺しながらも奴を睨んだ
奴はニヤッと笑って
「お詫びの印だから許して♪」
そして「じゃまた明日☆」といって帰って行った
・・・許せるかぁぁ!!!!
けれど悔しいことに心の奥底でドキドキしていたあたしがいた
初めてだったから??
違う。初めてでも嫌な人だったらこんなに気持ちが暴れてないはず
・・・あたし・・・気持ち暴れてる??い・・嫌じゃなかったの!?
けど確かに聞こえたんだ
『かわいい』って・・・
ボンッ!・・・あ、なんか破裂したこれは多分あたしの心臓だろう無性に恥ずかしくなって勢いよく机に突っ伏した
「・・・に・・たに!!栗谷!!」
「おい!お前当てられてるぞ」
隣の小菅があたしをバシバシ叩く
そう今は数学の時間。えっと答えは・・答え・・・
問題・・問題は・・・??
聞いてないっ!
慌てて誰か教えてくれないかとクラス中を見回す
蒼と目があった 何か口パクで喋ってる・・・何?・・80・・の二乗?答えだ!!Thank you!蒼!
「えっと・・・80の二じょ「あほ!!答えは12だ!!」
クラス中を笑いの渦に巻き込んだその答え・・蒼はというと・・・腹を抱えて大爆笑・・・
絶対あとでコロス!!!
たぶんもう今は顔も心も真っ赤だと思う
「あぁもう疲れたよ今日は・・」
そう呟いて放課後の薄暗い教室から赤く染まった綺麗な夕焼け空を見上げる
すると突然視界を遮るもの
振り向くとノートを持った蒼がいた
「何してんの??」
「何って・・・麻梨の帰り待ち・・」そこまで言って思い出す
あの時のこと
あ・・・
なんかムカついてきた!!
こいつには言わなきゃなんないことが!!
「蒼さぁ数学の時間嘘教えたでしょ!!恥ずかしかったじゃん」
「そうだっけ?全然覚えてねーな」
奴は意地悪な笑顔でしらばっくれる
「思い出してよバカー!!!」
その瞬間 頭を引き寄せられ唇に初めて感じる感覚がした
状況を把握するのに少し時間がかかった
引き寄せられている頭
顔にかかる蒼の前髪
どアップな蒼の整った顔
あたし今・・・
キ・・キスされてる!?
「ちょっと・・・やめ・・・!!」
あたしはびっくりして蒼の胸を力いっぱい押し返した
あたしは動揺しながらも奴を睨んだ
奴はニヤッと笑って
「お詫びの印だから許して♪」
そして「じゃまた明日☆」といって帰って行った
・・・許せるかぁぁ!!!!
けれど悔しいことに心の奥底でドキドキしていたあたしがいた
初めてだったから??
違う。初めてでも嫌な人だったらこんなに気持ちが暴れてないはず
・・・あたし・・・気持ち暴れてる??い・・嫌じゃなかったの!?
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