Dragon's eye 外伝 戦友[6]
おいおい…この弾、鉄で出来てんだぜ?どんな握力してんだ……冗談じゃねえぞ!?
心の中でそう思いながらも、口には出せない。
「…この白竜どうすんだよ……ガイル様のだぞ?」
グランは、ピクリとも動かない白竜を見つめながら、男に言った。
「…マジ?」
男は、弾丸の破片をいじるのをやめ、グランの顔を見た。
「あぁ」
「…どうしよう」
「知らねぇよ」
「…」
「じゃ、報告書に書いておくぞ……ロンド・ハイニリアは、ライズ・イント=ガイル様の白竜を射殺しました……と」
「待て待て待てぇぇい!」
男、ロンドは、グランから報告書を引ったくって、ビリビリに破いた。
「…なんだよ」
「…なんつーか…あれだ、要するに…白竜が生き返りゃいいんだろ?」
「それが出来れば苦労しねぇよ…」
「いいや…出来る!」
自信満々にそう言いながら、ロンドは二丁の銃を手に取り、それぞれの銃口の部分から、小さな部品を取り出した。
そしてそれを繋ぎ合わせ、小さなナイフにした。
「…どうすんだ、それを」
「…こうすんだよっ」
ロンドは、そのナイフを白竜に投げた。ナイフが刺さった瞬間、一瞬だけ白竜の体が光った。だが、白竜の体に変化は見られない。
心の中でそう思いながらも、口には出せない。
「…この白竜どうすんだよ……ガイル様のだぞ?」
グランは、ピクリとも動かない白竜を見つめながら、男に言った。
「…マジ?」
男は、弾丸の破片をいじるのをやめ、グランの顔を見た。
「あぁ」
「…どうしよう」
「知らねぇよ」
「…」
「じゃ、報告書に書いておくぞ……ロンド・ハイニリアは、ライズ・イント=ガイル様の白竜を射殺しました……と」
「待て待て待てぇぇい!」
男、ロンドは、グランから報告書を引ったくって、ビリビリに破いた。
「…なんだよ」
「…なんつーか…あれだ、要するに…白竜が生き返りゃいいんだろ?」
「それが出来れば苦労しねぇよ…」
「いいや…出来る!」
自信満々にそう言いながら、ロンドは二丁の銃を手に取り、それぞれの銃口の部分から、小さな部品を取り出した。
そしてそれを繋ぎ合わせ、小さなナイフにした。
「…どうすんだ、それを」
「…こうすんだよっ」
ロンドは、そのナイフを白竜に投げた。ナイフが刺さった瞬間、一瞬だけ白竜の体が光った。だが、白竜の体に変化は見られない。
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