Dragon's eye 外伝 戦友[終]
「…何も起こらんぞ」
「まだ準備段階だ!」
そういいながら、ロンドは帽子を取り、その裏からとても小さな箱を取り出した。そして、箱を開けると、中にはオパール色の一つの弾丸が入っていた。ロンドはそれを腰の右側に付いていた銃に入れ、白竜に刺さっているナイフへと構えた。
「おい!グラン!…確か、飛竜は2000年ぐらいで生き返ったよな?」
「…それがなんだ」
「…白竜の時間[トキ]だけを進める!2000年ほどな!」
その瞬間、弾が発射された。弾は、真っ直ぐに飛んでいき、白竜に刺さっているナイフに当たった。弾の軌道が光っていた。その瞬間、白竜のからだが黄金に煌めき、白竜は立ち上がった。そして、自分の役目を果たすために、大空の彼方へ飛んで行った。
「…飛竜観測所に戻ったのか?」
「いや、多分ノール村に行ったんだと思う…死ぬ前の目的地がそこだったから」
「…なるほど…」
「…で!レンについてなんだが…」
「あぁ…お前も来い」
「分かってるって!」
ロンドは手をグッドの形にした。
「よし、俺の気球ちゃんに乗ってけ」
「あぁ」
灼熱の砂漠の上を、二人の男を乗せた気球が飛んでいた。
未だ見えぬ、輝かしい未来を探して。
「まだ準備段階だ!」
そういいながら、ロンドは帽子を取り、その裏からとても小さな箱を取り出した。そして、箱を開けると、中にはオパール色の一つの弾丸が入っていた。ロンドはそれを腰の右側に付いていた銃に入れ、白竜に刺さっているナイフへと構えた。
「おい!グラン!…確か、飛竜は2000年ぐらいで生き返ったよな?」
「…それがなんだ」
「…白竜の時間[トキ]だけを進める!2000年ほどな!」
その瞬間、弾が発射された。弾は、真っ直ぐに飛んでいき、白竜に刺さっているナイフに当たった。弾の軌道が光っていた。その瞬間、白竜のからだが黄金に煌めき、白竜は立ち上がった。そして、自分の役目を果たすために、大空の彼方へ飛んで行った。
「…飛竜観測所に戻ったのか?」
「いや、多分ノール村に行ったんだと思う…死ぬ前の目的地がそこだったから」
「…なるほど…」
「…で!レンについてなんだが…」
「あぁ…お前も来い」
「分かってるって!」
ロンドは手をグッドの形にした。
「よし、俺の気球ちゃんに乗ってけ」
「あぁ」
灼熱の砂漠の上を、二人の男を乗せた気球が飛んでいた。
未だ見えぬ、輝かしい未来を探して。
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