僕は君の未来を永遠(トワ)に。<50>
それでいいのか?!―\r
本当に?!それで?!―\r
心の中で自問自答してみる。
やっぱりよくない!!
次の瞬間、僕の口から、僕の必死の心の中の叫びが飛び出そうとしていた―\r
『エリカちゃん―』
『未來あのね―』
―また同時に声が重なった。
思わず顔を見合わせてしまった。
『あは‥‥。この前と同じだね?!』
『うん。エリカちゃんからどうぞお先に!!』
そしてまた、お互いに譲り合い―\r
『未來こそ‥‥。どうぞお先に!!』
『いいよ。エリカちゃんからで!!』
『未來から先に話していいってばっ!!』
こんな感じでお互いに譲り合い、埒があかないと思ったのか、
次の瞬間―\r
彼女は僕に突然こう言ったんだ―\r
『あたし、“ちんちくりんのハゲオヤジ”と別れたのっっ!!』
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