先生、あのね・・?
「楠千夏(くすのき・ちか)?可愛い名前だね」それが、先生が初めて私にかけてくれた言葉だった。先生の声は驚く程透明で、優しい温もりのある声だった。私は、一瞬で恋に落ちた・・・。 後ろ向きな自分、前向きな先生。背の高い先生、背の低い私。 先生と自分の違いを見つける度に、私は焦がれた。憧れに近いのかも知れないけれど、こんなにドキドキする気持ちは初めてで、正直自分でもよく判らない。 私のクラスを受け持っている先生は、いつも机に腰を掛けている。書き物をしている時たまに、右手の親指と人差し指で目頭をつまむ、その仕草にドキッとした。長時間そうしていると、左手を首の後ろに当てて首を回す、それを見ていて更に先生に釘づけになった・・。
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