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英雄育成学園魔法学科武術家志望者奮闘記・八

[453]  難波 五郎  2008-07-25投稿
「ふ…はは…そんな訳無いよね。この学園で推薦を受けた人間は学園創立以来只一人!」

うざい…俺が推薦うける程の奴じゃないって言いたいのであろう…はぁ…そうであったらどんなに良かったか…

「まぁ、君がどれほどの者かは知らないが、この僕、アルフレット・ミュゼアルに敵う輩ではないだろうがね」
何だろうコイツは、勝手に話しかけてきて勝ち誇ってやがる。
しばらくアルフレットの顔を眺めているとノエルが口を開いた。

「ミュゼアル?アナタあのミュゼアル家?」

みゅぜある?頭上にはてなマークをはべらかせノエルを見る。

「ふふーん?どうやら我が家を知っているようだねぇ偉大なる我が血族を!」

〜ミュゼアム家〜
ミュゼアムの血には強力な力が宿っている。その力により強力な魔法使いが多く世に生み出されている。

「そう!言わば超エリート僕にかかれば魔法学の明日は安泰!スゴイ、カッコイイ、ビバ僕ぅ!」

回りながら自分を褒めちぎり始めやがった。

「まぁ下々たる君達ではあるが今日から学友だ。僕の事はアルフレット様、もしくは、ミュゼアル卿とでも呼んでくれたまえ」

「わかったよ馬鹿貴族」

「んがー!」

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