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幻のミステリ

[698]  黒風呂  2008-07-27投稿
俺は今、ものすごい本をみつけた。
俺はその本の真ん中あたりを適当にあけてよんでいた。
【金曜日 友達と海へ行った。海でビーチサンダルを無くした友達は、泣きそうになっていた。】

ん?
金曜日、、、。
!!
俺は先月なかばの金曜日海へ行った。しかも友達はビーチサンダルを無くし泣きそうになっていた!なんと。この本と同じ運命をたどっているのだ!
ただの偶然なのか。
しかし、次のページも次のページも。
俺の人生だ!

ただ、今から一ヶ月前のできごとまでしかのっていない。

それによく見ると手書きのようだ。
その文はなかなかきれいな字で書かれていて、とても好青年が書いているのだと俺は思った。さらにその内容も簡潔にかかれていてかなりあたまのキレる青年が書いたにちがいない。


そして2分後。
俺は自分の日記を机にしまった。
最近日記かくのさぼりすぎたなぁとか思いながら。

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