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あなただけに...?

[287]  りの  2008-07-27投稿
予想通りゴリはものすごい形相で追いかけて来る。

「いくぞ!!」

ブォォォン

バイクのエンジンをかけ
いざ発車!

「じゃあね〜先生★」
ミキがゴリに手を振りながら言った。

…………勝利!

「お前ら明日覚えてろ!」

ゴリの叫び声があたしらのバイク音にすぐに書き消された。
「明日覚悟しなきゃね★」

ミキが笑いながら言った。

「また明日めんどくせぇな」
そんな事を話しながら
川原に向かった。

バイクで10分くらい走ると川原が見えてきた。
「まだ誰も来てねぇし」

「当たり前だよ!」
ミキが笑いながら言った。

側にバイクを停め腰を降ろした。

…懐かしい。
みんなと会うの何ヵ月ぶりだ?
そんなことを考えてると…

「ねぇ…蘭は好きな人いないの?」

いきなりの質問。

「好きな奴?いねぇよ!あたしは男に守れるほどヤワじゃねんだよ!」

何が好きな奴だよ。
くだらねぇ。
あたしは恋愛に関してまったく興味がなかった。
今日アイツに会うまでは…

「…ミキは?」

「へっ?!」

「いんの?」

ミキは顔を赤らめた。

「いんのかよっ!誰だよっ」
「………」
ミキが口を開きかけた瞬間
バイクの音が…
おっ!来たなっっ♪

「おい〜っす!」
まずは1人目!!

「うぃーっすっ★久々!聖也っ」
聖也はあたしらグループの頭。普通にモテ顔でヤンキー。
「お前男言葉直せ!」

「いいじゃん。めんどくせぇ」

聖也と会うと必ず言われる一言。

「本当だよねっ!蘭顔は可愛いのに…もったえない」
ミキが言った。
顔だけって…ほっとけ

「お前はミキを見習え!」

「はあっ!?聖也いちいちうっせ〜んだよっ」

「ああっ!?」

「やんのか!?女だからって舐めんじゃねえっ!」

「まーまーまーっ」

ミキに止められ聖也との喧嘩はあっけなく終了。

はあ…みんな遅ぇな。

「俺酒買ってくんわ!今日はオールだっ★」

「「よろしく〜っ」」

そう言い聖也はバイクを飛ばしコンビニに行った。

「…でさっきの続きだけど」ミキの顔はみるみる赤く染まっていく。
「で、誰なのよ。」
あたしはポッケから煙草を取り出しながら聞く。
「………ゃ」

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