君のために…(2)
去年のクリスマスに付き合って、今が2月だからもうじき2ヶ月か…。
「はぁ…」
俺、松葉光太郎は深い溜め息をついた。
何でかって?
実は付き合ってそんだけ経つのに、未だキスもマトモに出来ない。
いや、一度だけした。
それも付き合ったクリスマスの日に…。
あれは…流れと言うか、勢いで出来た。
でもイザとなると出来ない、奥手な自分が憎い…。
初めて彼女を持つと、皆そんなもんなのか??
「いーや、そんな事ない!」
目の前でダチ(悪友とも言う)の斎藤仁(じん)が腕を組んで首を横に振った。
(人の思考を読むなよ…)
若干、気持ち悪さを覚えながらも仕方ないかとも思うのは、しょっ中つるんでる為か。考えてる事が判るんだろう。
仁は胸元で手を広げると自信満々にいい放った。
「形よりも大きさだ!!」
……
前言撤回。
コイツは何もわかっちゃいない…。
「誰も、んな話してないっ!」
違う意味で溜め息が出る。
「や、お前の彼女は胸…」
ゴフッ!
「はぁ…」
俺、松葉光太郎は深い溜め息をついた。
何でかって?
実は付き合ってそんだけ経つのに、未だキスもマトモに出来ない。
いや、一度だけした。
それも付き合ったクリスマスの日に…。
あれは…流れと言うか、勢いで出来た。
でもイザとなると出来ない、奥手な自分が憎い…。
初めて彼女を持つと、皆そんなもんなのか??
「いーや、そんな事ない!」
目の前でダチ(悪友とも言う)の斎藤仁(じん)が腕を組んで首を横に振った。
(人の思考を読むなよ…)
若干、気持ち悪さを覚えながらも仕方ないかとも思うのは、しょっ中つるんでる為か。考えてる事が判るんだろう。
仁は胸元で手を広げると自信満々にいい放った。
「形よりも大きさだ!!」
……
前言撤回。
コイツは何もわかっちゃいない…。
「誰も、んな話してないっ!」
違う意味で溜め息が出る。
「や、お前の彼女は胸…」
ゴフッ!
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