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最期の刻〜2

[453]  SUZAKU  2008-07-31投稿
不知火くんが、亡くなってから半年経ったある日の事…いつもの様に、学校から家まで一緒に彼氏と帰っていた・・私は家の前で彼と別れて部屋に入った。部屋に入った瞬間にすごい違和感を感じた…部屋の中を見渡すと、自分の机の上に不知火くんの日記が出ていた。それを見た途端、背筋が凍った『僕は捨てられていたんだ…裏切られていたんだ・・でも、最期の刻は一緒に迎えられる。楽しみだな…』と書かれていた・・日付は今日になっている。


『最期の刻って何!?何が言いたいの?私は私の人生を楽しんだらいけないの?』と内心思っていた…そして、誰かの悪ふざけだと決めつけることにした・・不知火くんが亡くなってから一年経ったある日の朝…いつも迎いに来てくれる彼氏が来なかった。


私は仕方がなく一人で大学にいった…帰りも同じように一人だった。彼の隣には見覚えのない女の人がいた。何が起きたのか解らず『裏切られたの?』と怒りを感じた…私は彼の家に行くことにした…

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