先生、あのね・・?
二年生になって約半年、先生と同じ教室にいたはずの半年間がとても残念なものに思えた。この180日間、私は先生を大勢の中の一人にしか見ていなかったからだ。もっと早くに先生の良さに気付いていれば、もっと長く先生の事を見ていられたのに・・。先生がいつも教室で座っているイスを見ながら、そんな事を考えていた。そういえば、進級してすぐに一度先生に呼び止められた事があったのを思い出した。確か廊下ですれ違った時に、私の服装が校則通りなのをやたらと感心してた。最初は、私が周りの子みたいに服装を乱さないように、一教師として褒めておこうとしてるんだと思った。けれど違反をしている人達のいい所を褒めている先生を見て、単に「いい先生」と見られたいだけなんだ、なんてヒネくれた考えも持った。でも今は、その一つ一つが私と先生との唯一の接点。くだらない内容だけれど、何度も何度も思い返しては心臓がドキドキした。先生・・
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