赤い服の女性 1話
半袖にしてくればよかった
そう思い始めた5月の後半、梅雨前ということで少しじめじめしている
時刻は午前10時を回っている。
田舎のバスは2時間に1本程度しかなく、運悪く乗り遅れたボクは待ちぼうけていた。
まぁ寝坊したのだけども…。
それにしても蒸し暑い、なにも考えずにただバスを待つだけというのは暇なものだ。
ましてここはバスが2時間に1本のド田舎、自分の育った町とはいえ、なんとも殺風景なところである。
田んぼには水が張ってあるだけで、誰もいない。
「あと3分はやく家でてたらなぁ…。」
この台詞も3度目になったころ
殺風景な風景に似付かわしくない赤い服を着た女性がこちらに歩いてきた。
そう思い始めた5月の後半、梅雨前ということで少しじめじめしている
時刻は午前10時を回っている。
田舎のバスは2時間に1本程度しかなく、運悪く乗り遅れたボクは待ちぼうけていた。
まぁ寝坊したのだけども…。
それにしても蒸し暑い、なにも考えずにただバスを待つだけというのは暇なものだ。
ましてここはバスが2時間に1本のド田舎、自分の育った町とはいえ、なんとも殺風景なところである。
田んぼには水が張ってあるだけで、誰もいない。
「あと3分はやく家でてたらなぁ…。」
この台詞も3度目になったころ
殺風景な風景に似付かわしくない赤い服を着た女性がこちらに歩いてきた。
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