赤い服の女性 4話
15分ほど沈黙が続きバスの音が聞こえた。
人は乗っていない、バスに乗り込んで席についた
赤い服を着た女性は乗ってこない。
「運転手さん。ちょっとまったってや。」
バスを降りて赤い服を着た女性に声をかけた。
「乗らないんですか?次のバスは2時間後ですよ、お昼をまわってしまう」
赤い服を着た女性はまだ一点を見つめながら、手を横にふっている。
結局バスは発車してしまった。
待ち場には赤い服を着た女性と僕を残したまま。
彼女に興味が沸いたのだ。「不思議な話だ。バスの待ち場にいるのにバスが来ても乗らないなんてのは。」赤い服を着た女性は少し大きな声で
「貴方も乗らなかったじゃないですか。」
僕は声を出して笑いながら答えた。
「それもそうだ、不思議な話だ。」
次のバスが来るまでに色々な話をした。その中で彼女は好きな色は赤だけど、自分のぱっとしない顔では赤は似合わないと言った。
僕は、そんなことはないと言った。
実際彼女の容姿はよくて、きれいと言うよりは可愛らしい顔立ちだった、確かに赤は少し似合わないと思ったが口は違う言葉を発していた。
次のバスも彼女は乗らなかった。
僕はバスに乗り彼女に手を振った。
人は乗っていない、バスに乗り込んで席についた
赤い服を着た女性は乗ってこない。
「運転手さん。ちょっとまったってや。」
バスを降りて赤い服を着た女性に声をかけた。
「乗らないんですか?次のバスは2時間後ですよ、お昼をまわってしまう」
赤い服を着た女性はまだ一点を見つめながら、手を横にふっている。
結局バスは発車してしまった。
待ち場には赤い服を着た女性と僕を残したまま。
彼女に興味が沸いたのだ。「不思議な話だ。バスの待ち場にいるのにバスが来ても乗らないなんてのは。」赤い服を着た女性は少し大きな声で
「貴方も乗らなかったじゃないですか。」
僕は声を出して笑いながら答えた。
「それもそうだ、不思議な話だ。」
次のバスが来るまでに色々な話をした。その中で彼女は好きな色は赤だけど、自分のぱっとしない顔では赤は似合わないと言った。
僕は、そんなことはないと言った。
実際彼女の容姿はよくて、きれいと言うよりは可愛らしい顔立ちだった、確かに赤は少し似合わないと思ったが口は違う言葉を発していた。
次のバスも彼女は乗らなかった。
僕はバスに乗り彼女に手を振った。
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