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人間関係ーfriend編2ー

[441]  りく  2008-08-03投稿
りくは恐る恐る自分の席に着いた。
クラスの男子は「あれ!?りくさ〜ん、もしかしてハブられてんの?」とわざとらしく話しかけてくる。
りくは、こんなに悔しいと思ったことはなかった。
昨日まで普通に仲良くしていた友達や、クラスメートにこんなヒドいことをされたことを…
りくは大きな声で「ゆみが初めに亜由美のこと言ってきたんだよ!!」と叫びたかった。
でもりくは、言えなかった。
ゆみは保育園から一緒の親友…
ゆみがりくを裏切っても、りくにはゆみを裏切ることは出来なかった。
ホームルームが終わり、授業もなんとかこなしていった。
最初に困ったのはお昼だ。
4人でお弁当を食べていたいつもの場所に、りく以外のクラスの女子みんなで机をくっつけてご飯を食べる準備をしていた。

そのとき…
トントン。
りくの肩を叩いて「一緒に食べようよ。」と笑顔で話しかけてくれた、石井さんだった。
石井さんは成績もよく、地味だったけど、石井さんも保育園のときから一緒だったので普通に仲良くしていた女子だった。
ものすごく嬉しかった。このりくの今の状況を知りながら私をご飯に誘ってくれた…
自分だって私とつるんでたらハブられるかも知れないのに…
と、りくはそのときの石井さんの勇気はすごいと思った。
りくは「うん。ありがとう。一緒に食べよう。」と石井さんと二人でお昼ご飯を食べた。
ここから、りくは石井さんと二人でいることが多くなった。
亜由美とゆみは、石井さんには普通に話しかけ、まるでりくの存在を消すかのような態度をとった。
ある日上履きがすり替えられるとゆう事件が学年を問わずに頻繁に起こった。
また亜由美とゆみ、クラスメートの仕業だった。りくを痛めつけるための…

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