携帯小説!(PC版)

君の瞳

[413]  キイライ  2008-08-03投稿
空があまりに青くて


空気がどこまでも澄んでいて


あの日の君が


僕を真直ぐに見つめる


その瞳が


忘れられない



空があまりに青くて


空気がどこまでも澄んでいて


僕の心は


君の瞳に見透かされているようで


そんな気がして


僕は立ち尽くして


言葉が出なかった


君を好きだなんて


言えるはずもなく


僕は君をふった


興味ないんだ君には!


心にもないことを僕は言ってしまった


君の顔も見ずに僕は


走り去った



空があまりに青くて


涙さえ出ずに


ただ、君に似合うような男じゃないからと心の中で呟いた


僕は



何度も呟いた


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