携帯小説!(PC版)

夏空

[229]  ma  2008-08-03投稿

愛と何かをはき違えていた

誰かを信じる事すら
しようともしなかった

今年は一人だけで

夏の夜空を見上げるけれど

涙流して
明日さえわからない

ずっと側にあったものと言えば
見つめ続けた過去だけ


惑わされた大人達に
怯え続けた世の中全てに
それでいいから
二人での暮らしに
幸せと笑顔を忘れないよう
守り合ったけど
夢のようだったけど
何も知らずに
抱き合っていたけれど

別れの日が近づいて

二人は笑顔のままで


また夏が来て

昨日の事のように
思い出す

今年は一人で見上げた
空は去年と同じで

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