夏空
愛と何かをはき違えていた
誰かを信じる事すら
しようともしなかった
今年は一人だけで
夏の夜空を見上げるけれど
涙流して
明日さえわからない
ずっと側にあったものと言えば
見つめ続けた過去だけ
惑わされた大人達に
怯え続けた世の中全てに
それでいいから
二人での暮らしに
幸せと笑顔を忘れないよう
守り合ったけど
夢のようだったけど
何も知らずに
抱き合っていたけれど
別れの日が近づいて
二人は笑顔のままで
また夏が来て
昨日の事のように
思い出す
今年は一人で見上げた
空は去年と同じで
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