携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> Dragon's eye [3ー12]

Dragon's eye [3ー12]

[190]  ギルドギア  2008-08-05投稿
【「…は?」】

「だ〜か〜ら〜〜…勝負!勝負!狗斬と鳳凰刀を!」

アスカは、片手で狗斬を指差し、もう片方の手で自分の背中の鞘に収まっている、刀を指差した。

「…ホウオウトウ?」

「俺の刀の名前!どちらかっつーと太刀に近いけどな!後、喋ります!」

「んで、そのホウオウトウと俺のクザンで戦うと」

「そう!」

【「……望むところだ!」】

レンは一回クザンに目線を向け頷くと、そう言い放った。










火山と火山の間に長年かけて火山灰が降り積もり、出来た広い平地。火山の溶岩の熱により、かなり熱くなっているが、熱さの原因は、それだけではない。
平地にたたずむ二つの影。それぞれ、自分の刀を構え、向き合っている。その二つの影から、覇気が漏れている。これから始まる戦いのことを考え、興奮しているのだ。
やがて、身長の高い男の方が、喋りだした。

「準備はいいかい?少年…」

「OK!」

「手加減はしないよ?殺す気でかかって来い!」

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

両者が走り出し、互いの刀をぶつけ合った。二人の顔には、笑みが見られる。
楽しんでいるのだ。戦いを。この二人は危険なことほど、興奮する人間なのだ。

感想

感想はありません。

「 ギルドギア 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス