Dragon's eye [3ー12]
【「…は?」】
「だ〜か〜ら〜〜…勝負!勝負!狗斬と鳳凰刀を!」
アスカは、片手で狗斬を指差し、もう片方の手で自分の背中の鞘に収まっている、刀を指差した。
「…ホウオウトウ?」
「俺の刀の名前!どちらかっつーと太刀に近いけどな!後、喋ります!」
「んで、そのホウオウトウと俺のクザンで戦うと」
「そう!」
【「……望むところだ!」】
レンは一回クザンに目線を向け頷くと、そう言い放った。
火山と火山の間に長年かけて火山灰が降り積もり、出来た広い平地。火山の溶岩の熱により、かなり熱くなっているが、熱さの原因は、それだけではない。
平地にたたずむ二つの影。それぞれ、自分の刀を構え、向き合っている。その二つの影から、覇気が漏れている。これから始まる戦いのことを考え、興奮しているのだ。
やがて、身長の高い男の方が、喋りだした。
「準備はいいかい?少年…」
「OK!」
「手加減はしないよ?殺す気でかかって来い!」
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
両者が走り出し、互いの刀をぶつけ合った。二人の顔には、笑みが見られる。
楽しんでいるのだ。戦いを。この二人は危険なことほど、興奮する人間なのだ。
「だ〜か〜ら〜〜…勝負!勝負!狗斬と鳳凰刀を!」
アスカは、片手で狗斬を指差し、もう片方の手で自分の背中の鞘に収まっている、刀を指差した。
「…ホウオウトウ?」
「俺の刀の名前!どちらかっつーと太刀に近いけどな!後、喋ります!」
「んで、そのホウオウトウと俺のクザンで戦うと」
「そう!」
【「……望むところだ!」】
レンは一回クザンに目線を向け頷くと、そう言い放った。
火山と火山の間に長年かけて火山灰が降り積もり、出来た広い平地。火山の溶岩の熱により、かなり熱くなっているが、熱さの原因は、それだけではない。
平地にたたずむ二つの影。それぞれ、自分の刀を構え、向き合っている。その二つの影から、覇気が漏れている。これから始まる戦いのことを考え、興奮しているのだ。
やがて、身長の高い男の方が、喋りだした。
「準備はいいかい?少年…」
「OK!」
「手加減はしないよ?殺す気でかかって来い!」
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
両者が走り出し、互いの刀をぶつけ合った。二人の顔には、笑みが見られる。
楽しんでいるのだ。戦いを。この二人は危険なことほど、興奮する人間なのだ。
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