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明日こそは

[129]  ふく  2008-08-05投稿
部屋に戻りソファにもたれ煙草をふかす
そんな一日の終わりに君を想う
平凡な毎日に違った色を塗ってくれたのは君だった
届きそうで届かなくて
嬉しかったり悲しかったり
これが生きている感触なんだろうかって
そんなふうに思うと体中に熱を帯びて行く

特別綺麗な訳ではない
だけどタイプ
女らしいという言葉はあまり似合わない
気が強そうで負けず嫌い
見つめられたらどうにかなりそうな鋭い眼差し
なのに笑うと子供のようで
たまに見せる寂しそうな目にたまらなくゾッとする

君の周りにはいつも誰かいて君がいるだけで自然と明るい光が射す
そうやって君に惹かれ手を伸ばして
君に魅了され求める

初めて嫉妬を覚えた
胸に鈍い痛みが走り心臓が震える
君へ向かいたいのに避けては通れない障害

あとどれくらい頑張れば君に届くのだろう
気が遠くなる

君の声が聞きたい
君の顔が見たい
君に会いたい
救いようのない程に溺れてもいい
君に呆れて笑われてもいい
手を差し延べてくれたら這い上がって君を強く抱き締めたい

一本の煙草が終わる
吸った気がしない
君のことばかりで笑えてくる
こんな恋の仕方は初めてで何だか人生も辛いなって改めて思えたりする

こうして眠って朝が来たら
今日こそは君に会いたいって情けないほどに張り切ったり切なくなったりするんだろうな

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