携帯小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> 風の便り

風の便り

[558]  K・K  2005-11-06投稿
ガチャ……キィー…バタン……。「いらっしゃ……久しぶりだね。」小さな喫茶店に1人の男が入ってきた。店内はマスターが1人空いたグラスを磨く音が響く。男は静かにイスに腰を下ろす。「いつもの珈琲を…。」その男とマスターは顔見知りの様だが、マスターは歓迎の表情を見せなかった。うなずくマスターに男が口を開く。「もう1年立つのか…あいつ、来たりしてるのか?」壁にかかっている1枚の写真を見ながら、淋しげな表情を浮かべ男は尋ねた。コポポポポ……カチャン……。出来立ての珈琲の香りが漂う。「わかってるだろ…。」

感想

感想はありません。

「 K・K 」の携帯小説

その他の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス