携帯小説!(PC版)

AIT#9

[535]  速見  2008-08-07投稿
ラフィト運動公園までは30分は掛かる。二人が車に着いた時だった

「君の運転(一般速度)だと確実に間に合わないけど?」

エドが、こんな状況下で意地悪にダルに問い掛けた。ダルは一瞬戸惑ったが

「分かったよ!だが、絶対に15分で着けよ」

やけくそになって助手席でシートベルトをはめるダルに

「なめちゃ困るよ。10分だよ」

エドは、満面の笑みを浮かべて答えた

「えっ」

引きつった瞬間、車は爆走した


〜ラフィト運動公園〜

エドの宣言通りたった10分で公園に着けた。そりゃそうだとダルは、心中思った。なんせ交通規制を一切無視して時速100キロ代を一度も落とさなかったのだから。当然の如くダルは酔っていたが、3回目なので少しだが慣れ始めたようだ

ラフィト運動公園は老若男女人気ある公園だ。今日は休日って事もあってかその人数も半端ではない。公園にいる人をみたダルは

「こんな人数の中からシルバーバードを探せってか?」

落胆したように呟く。ラジコンで遊んでいる奴だけでも十数組いる

「取りあえず、時間までまだ10分弱ある。手分けして探そう!」

エドが走り出そうとした時だった

「ちょっとまてエド!」

ダルが、エドの腕を掴んだ

「あの河の近くを飛んでいる飛行機……」

ダルが、河川近くを飛んでいるラジコンを指差す

「確かに銀色だが…他にも同じようなラジコンはあるよ」

「あぁ、そうなんだが…あのラジコンだけ翼に何か書いてあるんだよ」

ダルが、ぼやく様に言うとエドは車の中から双眼鏡を持って来た

「なんで、双眼鏡が常備されてるんだよ?」
一応聞いて見ると

「バードウォッチング」

エドは、双眼鏡を覗きながら親指を立てて答えた

「嘘くさ〜」

白々しくエドを見ると

「あっ!何か書いてある……え〜と“FORダル”だってさ」

棒読みで書かれてる事を読むと

「あの野郎ぉ!」

ダルが、握り拳を作る。ナメられてると思ったんだろう。苛立ちが募るが、もうじき爆発するので二人は急いだが、人が多すぎるので中々前に進めないそんな中

「なぁ、所であいつは爆弾を止める方法って言ってた?」

エドはふとそう思い恐る恐るダルに聞くと、ダルの顔は真っ青になってた

「「ヤバい!!」」

感想

感想はありません。

「 速見 」の携帯小説

アドベンチャーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス