shy boy ?
オレと吉川が付き合い始めてから2年半が経った。奇跡的にもオレたちはまだ付き合っていて、今日もいつものマックでデート。
「試験勉強キツい〜コウ手伝ってぇ」
いつの間にか呼び方がコウに変わった。
「オレだって大学入試あんだからさぁ…」
高3の2学期ともなるともう大学入試を意識しなくてはならない。実にウンザリするイベントだ。
「コウは大学で何勉強するの?」
「英語とか?将来海外行こうと思っててさ」
「へー、じゃそのときは私もつれてってね」
「まだ全然先の話だろ。実現するかもわかんないし…」
そのときはホントにそう思っていたけど…
次の日学校で二者面談があった。進路の最終確認だ。
「次ぃ、大木幸」
オレの名前が呼ばれる。相手は偶然にも3年間すっと担任だった近藤という若い英語の教師だ。
「うぅん、東大志望ってなってるな」
「ええ、まあ」
「…お前、たしか海外行きたいとか言ってたよな」
「?はい」
「イギリスの大学受けてみないか?」
「は?」
あまりに突然のことで返事がおかしくなる。コイツはオレをバカにしているのだろうか?
「お前の実力があればウチと繋がりのある大学に入れると思うんだ」
近藤は真顔だった。
「試験勉強キツい〜コウ手伝ってぇ」
いつの間にか呼び方がコウに変わった。
「オレだって大学入試あんだからさぁ…」
高3の2学期ともなるともう大学入試を意識しなくてはならない。実にウンザリするイベントだ。
「コウは大学で何勉強するの?」
「英語とか?将来海外行こうと思っててさ」
「へー、じゃそのときは私もつれてってね」
「まだ全然先の話だろ。実現するかもわかんないし…」
そのときはホントにそう思っていたけど…
次の日学校で二者面談があった。進路の最終確認だ。
「次ぃ、大木幸」
オレの名前が呼ばれる。相手は偶然にも3年間すっと担任だった近藤という若い英語の教師だ。
「うぅん、東大志望ってなってるな」
「ええ、まあ」
「…お前、たしか海外行きたいとか言ってたよな」
「?はい」
「イギリスの大学受けてみないか?」
「は?」
あまりに突然のことで返事がおかしくなる。コイツはオレをバカにしているのだろうか?
「お前の実力があればウチと繋がりのある大学に入れると思うんだ」
近藤は真顔だった。
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