携帯小説!(PC版)

MB10

[642]  アスク  2008-08-08投稿


MB経験者は
6時から8時頃に
覚醒してしまう。


脳がゲームを始めた
感覚に陥るせいだ…。

朝になると何も
なかったかのように
自宅の中で
目を覚ますらしい…。


今日の昼間、
普通に話していた
クラスメートも
時間が来れば……。

藤山と別れを告げた
千晴は、少しずつ
恐怖心に襲われていた。



誰も信じられない…。



千晴がこんなにも
恐れる理由は…、


母親の事である。

千晴は父親を
幼いときに亡くし、
家族と呼べる人間は
その母親だけだった。


母親に限って
そんなことは…、
と思っていたが、


最近母の様子が
おかしい……。
6時になると、
急にどこかへ
出かけてしまうのだ…。


千晴「……まさか…、……まさか…………、あっ…、あぁ…………。」

千晴は走り、
家に着いた。

ドアを開け、
母の居るリビングへ…。


千晴「母さんっ!!」

母親「なっ…、何…!?」


母は普通だった…。

時計の時刻は
5時39分…。


いやっ、まだ油断出来ないっ…!


母は出かける服装
だった…。

千晴「…母さん…、毎日…どこへ行くの…?」

母親「っ!…あっ、あんたには…、かっ、関係ないじゃない…っ、しっ、仕事よっ!仕事っ!」

5時44分

母親「…じゃっ、じゃあ、……もう……行くから…。」

千晴「っ!まっ、待ってよ母さんっ!!嘘つかないでよ…っ!」

5時47分

母親「もっ、もう…っ、じっ、時間がないのよ…。」

千晴「…。やっぱり……、うぅ……。」
千晴は確信してしまったのだ。

母親は…

MB経験者だ……。





5時51分……。






続く。

感想

感想はありません。

「 アスク 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス