携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 月の葉書2部8−1

月の葉書2部8−1

[412]  速見  2008-08-09投稿
月の光が漏れてる部屋に入ると雷斗は3人を部屋の中央に寝かせた

風紀)コッここは?

雷斗)月の結晶がある部屋さ

雷斗が指を向けた先を風紀が見ると、月の光を発してる透き通った結晶体があった。10m位の高さで、ダイスの形をしている

風紀)これが………月の結晶…

風紀は、しばらく月の結晶に見惚れていた

雷斗)ここでは……あれっ?

雷斗が何か思い出したように呟く

風紀)どうした?

雷斗)何か……忘れてるような……

雷斗は、不安そうにいうが、ひとまず置いとく事にした

雷斗)じっとしててね。すぐに効果出て来るから

雷斗が言い終わるよりも早く効果が出てきた。風紀の傷がみるみる治癒していった。動けない程の重症だったがすぐに動けるようになった。香雲の切り傷もあれ程深かったのに一瞬で塞がってしまった
呪文なしで数秒で回復するなんて………月の葉書以上の力だ。
そして

香雲)あれ?風紀?雷斗!?
ナラビ)あっ風紀兄ちゃん・お姉ちゃん

二人とも目を覚ましたのだ

香雲)そうだ!私…雷矢さんに切られて……
ナラビ)雷矢さんはどうなったの!?

2人は意識をハッキリと取り戻したみたいで風紀達を問詰めた。風紀達は覚悟を決めて先程の事を話した。勿論雷斗がトドメを刺した事も包み隠さずに話した

思わず息を飲んだ2人は雷斗にかける言葉が見つからなかった

雷斗)ここを出たらちゃんと罪を償うよ

雷斗が無理して笑顔を作った時だった

「お前らはここから出る事は許されない」

月の結晶から声が聞えてきたのだ

雷斗)誰!?

「私を覚えてないのか?雷斗?」

現れたのは団子みたいに丸々太った男だった。男が雷斗に近付くと思わず後退りしてしまった

男)まぁ雷矢が死んだのだから多少なり記憶が無くなっても仕方ないか

風紀)なっ!?雷矢さんとはどういう繋がりだ?

風紀が聞くと

男)まぁ、風家を皆殺しの計画を一緒に立てたからなぁ……ハッ

と、男が口を滑らすとしまったと言わんばかりに口を慌てて塞ぐが、遅かった

風紀と香雲が思いっ切り両サイドから男の顔面を殴った!!

感想

感想はありません。

「 速見 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス