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優しい夜明け 45

[390]  TAMAKI  2008-08-11投稿
私は山本と鑑識、同じ班の者を連れて霊安室へと向かうためワゴン車に乗った。
山本は相変わらず無表情だ。
ここでの指揮は私に任された。

「いゃあ、山本さん、あなたに二度も会う事になるとはね…。」

「はぁ……。」

無表情で俯いた。


私は話しを続ける。


「山本さん遺体を見てビックリなさるとは思うんですがね、我々…と申しましても、違う班が今回の担当なんですがね、班の者はあなたの亡くなられた、お姉さんの娘、桂明美さんではないかと睨んでます。マスコミ協定を結んでますので、まだマスコミには発表していませんが、他殺です。犯人とは決まってませんが、もう一つの班は大阪県警と連帯して、ある男の行方を追っています。」

ここまで言うと山本静子は反応した。

「犯人分かってるんですか?」

「いや、まだ分かりません、とにかく遺体の身元もまだ、分からないんです。」

「そうですか……。あの……明美ちゃんだと何故考えてるんでしょうか?……。」

私は顔を見た。このやりとりは植山がひそかに録音している。

「桂明美さんの免許証が発見されたんですよ。」



………

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