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貴方への想い〜未来〜

[142]  ふく  2008-08-11投稿
あれから何度か貴方の電話を取った
回数を重ねるごとに燃え上がる恋心

まだ貴方をあまり知らないのに
そんなことも関係なく想いは大きくなる

電話越しに貴方が言う言葉ひとつひとつが嬉しくて
気まぐれかもしれない貴方の誘いにも断る理由はない
『またご飯行こうか』
待っていた言葉に胸は高鳴る
社交辞令ではない
大切な取引先の人
そんな業務的なものではない
素直に嬉しいだけ

ただ何となくそんな気はしていた
あの時
初めて会った時
連絡先を聞かれなかった
未練を残すこともなく去って行く姿
『結婚している』
突然の告白に耳を疑った
分かっていたつもりなのに胸が痛い
貴方から聞くのは辛い
貴方の口説き文句
私に向けられた笑顔
全てが嘘になる

『それでもいいです』
自分でも良く分からない
感情が走って口にした言葉
貴方が小さく笑う
何を思っているの
私のこの言葉をどう感じているの
もうそれでもいい
歯止めは効かない
十分過ぎる程貴方が好き
理性なんて頭に無い

汚れても汚されてもいい
もう遅い

こうやって残酷な言葉を浴びせられても変わらない想い

貴方を好きになり
私は未来を忘れた

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