携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 貴方への想い〜本能〜

貴方への想い〜本能〜

[218]  ふく  2008-08-12投稿
五度目の電話で貴方の携帯の番号とアドレスを聞いた
周りに気付かれないように小さくメモした

休み時間に早速メールをした
返事が待ち遠しくて何度も携帯を見た

貴方からの丁寧な返事
期待してしまう内容
やり取りで我を忘れる
まるで恋人同士のようなメールに胸は熱くなる
何度も読み直しては幸せを噛み締めた

幸せ
でも今だけ
ふと我に返ると泣きそうになる
馬鹿みたいで恥ずかしい
未来も無い
どうしたらいいのかどうしたいのかも分からなくて困惑する
本能だけで動けばきっと何かが崩れる
それが何なのか
綺麗な恋ではない
だからこそ守ることも必要

誰かが傷付き必ず何かを失う
犠牲を作ってまで貴方との未来を見たいわけではない

この想いを何処かで断ち切らなければ
私の中に少しずつ理性が生まれる
だったらどうしてこんなことをしたのだろう
貴方に近付きたくて本能だけで繋がろうとし貴方の生活を邪魔しようとしている

私は最低の女
だけど好きにさせた貴方も受け入れた貴方もきっと最低

始まりかけた秘密の恋が闇に隠れ始める

違う
始めから闇の中にいた

感想

感想はありません。

「 ふく 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス