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無礼男-ブレイメン-の音楽隊?

[664]  こたつ  2008-08-12投稿
2008年4月。
俺、「馬場 恭一」は市内にある市立三谷高校に入学。
頭は中の中。
ガラの悪さも中の中。
何処にでもある普通の学校だ。
俺には野望がある。
軽音部に入ってバンドを組むこと。
ただしメンバーには条件がある。
名前に馬、犬、猫、鳥がつくこと。
「お前、馬鹿だろっ。無理に決まってんじゃん。都合よくそんな珍しい名字の人が同じ学年にいるわけねぇだろ?!」
まぁ、それが普通の奴の考えだろう。
けど、俺は本気だぜ?友よ。
残念ながら俺は普通の奴じゃねぇからさぁ〜
とか思いつつ校門で配られたクラス別けの紙に目を向けた。
まず、自分の名前を探すと1組で、次に今一緒にいる中学からの友達「橘 航」の名前を探す。
航とはクラスが隣だった。
次に例の名字の奴を探すと……
いた!!!!
2組「犬井 和樹」
あと……
7組「猫宮 悠」
あと……
流石に鳥はいなかった。
航に言うと、
「はぁ???マジかよ?!犬、猫そろうだけで奇跡だよ!!!やばっ。でも、こいつらがバンドやるとは限んねぇじゃん。」
「あっ…そういえば、忘れてた。」
「あほ。」
と航にどつかれてそれぞれの教室に行った。

担任は「片山 篤」。
ちょっと若めの男。
軽音部の顧問らしい。
「じゃあ、これから入学式だから名前順で廊下に並べ。」
みんなまだ初日ということもあり緊張しているようだ。
一人でいるやつもいれば、何中だった?とか、何部入る?とか、友達づくりに専念してるやつもいる。
そんなこんなで1日目は終わった。

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