触ると…
ミーンミンミンミーン…。
虫の音が鳴り止んだ。
アレゎ事の前触れだったのか、それとも…
俺は普通に夏休みを過ごしてる。今日もいつもの様にアイス片手に携帯をいじり、扇風機の前から離れない。窓は全開で、部屋中かとり線香の匂いが染み付いている。
アイスを食べ終わると、急に眠気が襲ってきた。まぁ、何もすることないから、自然と眠りについた。
夢の中で俺は開いているはずの窓を、しきりに開けようとしていた。何でかは分からない。夢だし…。
堅くてなかなかしまらなかったけど、やっと勢いよく、バンッとしまった。その瞬間声がしたんだ。子供の金切り声みたぃな…『痛いっ』って。そしたらないハズの手が伸びてきて、俺の足を掴んだ。
そこで悲鳴をあげたら、母さんがビックリした顔があった。俺の足を掴んだ正体は、俺を生んですぐ死んだ母さんだった。その瞬間…目が覚めた。「なんだ、夢か」と汗だくの俺は安心したけど、足にはご丁寧にきちんと、夢ではない事を示した跡があった。
その日以来、俺の近くで窓を閉めるやつの足に、傷がつくようになった。
俺はもう窓を閉める行為を、一生しないし、近くでは誰にも閉めさせない。
だって、母さんが痛がるんだ。顔がなかった、母さんが。
虫の音が鳴り止んだ。
アレゎ事の前触れだったのか、それとも…
俺は普通に夏休みを過ごしてる。今日もいつもの様にアイス片手に携帯をいじり、扇風機の前から離れない。窓は全開で、部屋中かとり線香の匂いが染み付いている。
アイスを食べ終わると、急に眠気が襲ってきた。まぁ、何もすることないから、自然と眠りについた。
夢の中で俺は開いているはずの窓を、しきりに開けようとしていた。何でかは分からない。夢だし…。
堅くてなかなかしまらなかったけど、やっと勢いよく、バンッとしまった。その瞬間声がしたんだ。子供の金切り声みたぃな…『痛いっ』って。そしたらないハズの手が伸びてきて、俺の足を掴んだ。
そこで悲鳴をあげたら、母さんがビックリした顔があった。俺の足を掴んだ正体は、俺を生んですぐ死んだ母さんだった。その瞬間…目が覚めた。「なんだ、夢か」と汗だくの俺は安心したけど、足にはご丁寧にきちんと、夢ではない事を示した跡があった。
その日以来、俺の近くで窓を閉めるやつの足に、傷がつくようになった。
俺はもう窓を閉める行為を、一生しないし、近くでは誰にも閉めさせない。
だって、母さんが痛がるんだ。顔がなかった、母さんが。
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