ガーディアンズ
彼等が塹壕に逃げ込んでからはや30分、周りは怖いくらいに静まりかえっている。敵が攻撃をかけて来ないのを見ると対魔力地雷が効いたらしい、エイジはそんなとを考えていた。
「ロイ、やっぱり地雷を手配しといて良かったな。」となりで目を光らせているロイと呼ばれた少年は渋い顔で口をひらいた。 「効いているみたいだが、所詮は時間稼ぎにしかならない、それからクサカ二等兵、戦闘中は名字か階級を使えと言ってるだろ。」 「了解です、ウォーグナー二等兵。」
口ではそう言っているが、まったく反省した様子がないエイジに、ロイは小さく溜め息を着いた。
「で、ここからどうするつもりだクサカ?敵は少なくとも10人はいるぞ。しかも、その内5人は魔導士だと思う。」
「確に、さっきの魔弾は5発だったな。」
「魔導士と剣士、クサカはどっちと闘りたい?」
「魔導士、ってまさかお前、あれ使うのか。」 期待に目を輝かせるエイジをよそに、ロイは淡々と話続ける。
「俺が失敗したらお前は魔弾の集中砲火を喰らうんだぞ?」
「その時はお前も5人の剣士に袋にされるぞ。」
ハッハッハと、二人の場違いなほどに明るい笑い声が塹壕内にこだまする。
「ロイ、やっぱり地雷を手配しといて良かったな。」となりで目を光らせているロイと呼ばれた少年は渋い顔で口をひらいた。 「効いているみたいだが、所詮は時間稼ぎにしかならない、それからクサカ二等兵、戦闘中は名字か階級を使えと言ってるだろ。」 「了解です、ウォーグナー二等兵。」
口ではそう言っているが、まったく反省した様子がないエイジに、ロイは小さく溜め息を着いた。
「で、ここからどうするつもりだクサカ?敵は少なくとも10人はいるぞ。しかも、その内5人は魔導士だと思う。」
「確に、さっきの魔弾は5発だったな。」
「魔導士と剣士、クサカはどっちと闘りたい?」
「魔導士、ってまさかお前、あれ使うのか。」 期待に目を輝かせるエイジをよそに、ロイは淡々と話続ける。
「俺が失敗したらお前は魔弾の集中砲火を喰らうんだぞ?」
「その時はお前も5人の剣士に袋にされるぞ。」
ハッハッハと、二人の場違いなほどに明るい笑い声が塹壕内にこだまする。
感想
感想はありません。