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SEVEN GAME二部

[365]  ゆうすけ  2008-08-16投稿
日本は一度ゲームの対象になった。その時はかつての自衛隊と日本降伏の寸前に造られたロボットによってなんとか半数は生き残った。しかし鬼は強く、七日以上だったら全滅したかもしれないそうだ。
そして今回、日本は二度目のゲームである。

日本人の田中涼子はこのアナウンスを東京で聞いた。一時間後、涼子は東京に立つ、高層ビルが倒れて行くのを見ていた。王の軍隊が東京に攻め込み、それらを破壊していくのだ。
さらに一時間後、涼子は崩れたビルと死体が造る地面に立っていた。東京は壊滅した。軍隊は北と西に別れて進軍していった。
涼子は生き残りがいないか瓦礫の道を突き進んでいた。崩れたコンクリートに向かって誰かいませんかと叫んでいた。しかし誰も返事をすることなく、涼子は途方にくれていた。その時、近くにうめき声が聞こえた。涼子が向かうとそこには瓦礫が上に被さっている人がいた。急いで助けるとその人は目を覚ました。そして涼子に向かって小さく呟いた。
「私は、…鬼だ。」
小さな自動小銃を涼子に突付け、引きがねを引いた。
ガンッ。
弾丸は涼子の横を抜けたところにある瓦礫に埋まった。三部へ

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