携帯小説!(PC版)

うやむや

[311]  2008-08-17投稿
忘れてくのが嫌なんじゃないんだ



忘れられないのが痛いんだ







今の今までずっと欲しかったものは何だったんだろう




あの君の体温



雨に濡れた冷たい僕の体温



段々強まってく温度


段々なくなってく温度







触れたいものが見あたらなくて


なのに何かに触れていないと消えそうになる



まだ此処にいたいって思ってるハズなのに



自分からそれを手放してたのはどうしてなのかさえもう分からない











君がいなくなってしまったその理由さえ




ただ悲しくて苦しくて痛くて


もうそれだけ

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