恋愛論*29
二年振りの再会だった。
出会ったのと同じ道で。
外見がそう変わる年頃でもない。
でも、この二年が二人にもたらしたものはとても大きかったため、互いに以前とは違う雰囲気を相手に感じていた。
先に口を開いたのは亜紀だった。
「久し振り。元気だった?」
「うん。なんだか見違えちゃったね。綺麗になった。」
「ありがとう。裕樹こそ、たくましくなった感じね。」
「そうかな…。亜紀のおかげだよ。この二年、亜紀に教えてもらったいろんなことを思い出して、本当に助けられた。」
「私こそ、裕樹の事を何度も思い出したわ。忘れたかったのに、結局駄目だった…。」
「そっか…。僕だってそうだよ。
でも、今日会えて良かった。…ずっと亜紀に言わなきゃと思ってた事があるから」
「なに?」
「別れた時の事、覚えてる?」
「もちろん」
「嘘だったんだ…他に好きな人が出来たっていうのは」
「そう。私もよ。前の彼となんて、会ってもいなかったわ」
「そっか。…なんだ、そうだったんだ…」
しばらく沈黙があった後…。
顔を見合わせ、二人で大笑いした。
出会ったのと同じ道で。
外見がそう変わる年頃でもない。
でも、この二年が二人にもたらしたものはとても大きかったため、互いに以前とは違う雰囲気を相手に感じていた。
先に口を開いたのは亜紀だった。
「久し振り。元気だった?」
「うん。なんだか見違えちゃったね。綺麗になった。」
「ありがとう。裕樹こそ、たくましくなった感じね。」
「そうかな…。亜紀のおかげだよ。この二年、亜紀に教えてもらったいろんなことを思い出して、本当に助けられた。」
「私こそ、裕樹の事を何度も思い出したわ。忘れたかったのに、結局駄目だった…。」
「そっか…。僕だってそうだよ。
でも、今日会えて良かった。…ずっと亜紀に言わなきゃと思ってた事があるから」
「なに?」
「別れた時の事、覚えてる?」
「もちろん」
「嘘だったんだ…他に好きな人が出来たっていうのは」
「そう。私もよ。前の彼となんて、会ってもいなかったわ」
「そっか。…なんだ、そうだったんだ…」
しばらく沈黙があった後…。
顔を見合わせ、二人で大笑いした。
感想
感想はありません。