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無礼男-ブレイメン-の音楽隊?

[466]  こたつ  2008-08-20投稿
「あの〜何か俺達に用ですか?」
俺達が朝学校に向かって歩いていると、後ろから軽音部の先輩達に声をかけられたから犬井が答えた。
「あのさ、ちょっと来てもらっていい?」
「嫌だ何て言わないよねぇ?」
何かいかにも怪しい。
しかし、断れる雰囲気じゃ無かったので、渋々着いて行った。

着いたところは人通りが少なくて学校の近くにある今は使われていないビル。
「入れよ。」
先輩に背中をおもいっり押されて中入った。
中は結構広かった。
灯りがつけられると、そこには軽音部、バスケ部、野球部、サッカー部の先輩達が合わせて20人くらいいた。
「犬井、この前はよくもやってくれたな!」
今ここにいるのは犬井が殴った先輩とその友達らしい。
「あ〜、でもコイツらは関係無いじゃないっすか?ってか、後輩相手にその人数??」
お〜い!!!
最初かばってくれてたじゃん!!!
何で挑発してるの???
もしかしてやる気?…だね。
顔、笑ってるし。
俺らはやんないよな?猫宮?
と、心の中で焦り気味。
猫宮を見てみると何か楽しそう…
「おめぇ、うぜぇんだよ!!!!!」
バスケ部の先輩が殴りかかって来たのを合図に他の先輩達5人くらいも俺達に殴りかかって来た。
「やるしかなねぇか。」
「わりぃな。何かまきこんじまって。」
「何かこういうの一回やってなたかったんだよね〜。」
殴り合い蹴り合いが始まった。
「よっ。」
「オラァ。」
「てぃ。」
なんだ俺達結構強い??
5、6人倒したぐらいだった。
見ていた残りの10人が加わり1人に対して2、3人で俺達をボコボコにしてきた。
痛い…どう考えても卑怯だろ?
人数多いし、何かバット持ってる人いるし…横を見てみると、犬井と猫宮も倒れている。
意識はあるみたいだ。
「へっ。ざまぁねぇな。」
「なぁ。コイツ女みたいな顔してんな。」
猫宮のあごを持ち上げながら、ニヤニヤ笑っている。
「ってめぇ━━━!!!!!」
犬井が立ち上がり、猫宮の側にいる先輩に殴りかかった…が、逆に蹴り飛ばされた。
「犬井!!!上!!!」
俺は叫んだ。
犬井の頭上でバットが振り下ろされようとしている。
俺はその瞬間目をつぶった。

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