私・・・・
何も考えずに眠りたい。
いつの頃からか、そんな事を思うようになっていた。
昔は、二日位眠らなくても元気だったのに・・・
仕事に恋愛・・・うまく両立出来る程、器用な性格ではない。
そんな事、自分が一番分かっていたはずなのに・・・・
欲張ってしまったのかしら?
ベッドに横になり、天井を見つめる。
“ああ・・・・”
声を出してみる。時々、こうした確認しないと、声が出なくなるのでは、
という妙な不安感におそわれる。
“馬鹿みたい。”
外の雑音が、私を一層孤独にさせる。
眠りたい・・・・
“冷たい・・・”
いつの間にか眠っていたみたい。頬を触ると水でぬれている。
“何これ・・・?”
眠っている間に泣いたのかしら?そんな覚えはないんだけれど。
目を開けるのがおっくうで、体だけ動かしベッドから降りようとした。
そのはずだった・・・・
“何これ!?”
目を開けると・・・・そこは、大きな木の下だった。
訳が分からず、辺りを見回すも誰も居ない・・・
“どうして?誘拐?”
パニック状態。大声で叫んでみるけれど、返事はない。
“もしかして、まだ夢の中にいるのかしら・・・?”
誰も居ないので、独り言も大きくなる。
変な夢・・・・
“冷たい・・・”
見上げると、大きな木の葉から朝露だろうか、水滴が落ちてくる。
“夢にしては、リアルなのね・・・・”
変な事に感心してしまう。
とりあえず、歩き出そう。
どこへ向かったらよいのか分からないが、ここにいても仕方ないので、
“前”へ進む事にした。
大きな木から離れて、歩き出したものの回りは森。見た事もない森だった。
≪続く≫
いつの頃からか、そんな事を思うようになっていた。
昔は、二日位眠らなくても元気だったのに・・・
仕事に恋愛・・・うまく両立出来る程、器用な性格ではない。
そんな事、自分が一番分かっていたはずなのに・・・・
欲張ってしまったのかしら?
ベッドに横になり、天井を見つめる。
“ああ・・・・”
声を出してみる。時々、こうした確認しないと、声が出なくなるのでは、
という妙な不安感におそわれる。
“馬鹿みたい。”
外の雑音が、私を一層孤独にさせる。
眠りたい・・・・
“冷たい・・・”
いつの間にか眠っていたみたい。頬を触ると水でぬれている。
“何これ・・・?”
眠っている間に泣いたのかしら?そんな覚えはないんだけれど。
目を開けるのがおっくうで、体だけ動かしベッドから降りようとした。
そのはずだった・・・・
“何これ!?”
目を開けると・・・・そこは、大きな木の下だった。
訳が分からず、辺りを見回すも誰も居ない・・・
“どうして?誘拐?”
パニック状態。大声で叫んでみるけれど、返事はない。
“もしかして、まだ夢の中にいるのかしら・・・?”
誰も居ないので、独り言も大きくなる。
変な夢・・・・
“冷たい・・・”
見上げると、大きな木の葉から朝露だろうか、水滴が落ちてくる。
“夢にしては、リアルなのね・・・・”
変な事に感心してしまう。
とりあえず、歩き出そう。
どこへ向かったらよいのか分からないが、ここにいても仕方ないので、
“前”へ進む事にした。
大きな木から離れて、歩き出したものの回りは森。見た事もない森だった。
≪続く≫
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