BEAT REVOLUTION!!(4)
目を覚ますとそこは雪国でもなんでもなく自分の部屋だった。
「いたた」
まだ痛みは完全に引いていないようだ。
「外、真っ暗だな。そして・・・。」
俺を看病してくれたのだろう聖がベッドに突っ伏して寝ていた。
「ありがとな聖」
そう言って寝ている妹の頭を撫でた。
「寝るか」
再び意識が暗闇に飲み込まれていった。
〜椎名 聖side〜
朝の休み時間、孝一さんに呼ばれて急いで寮に戻った。話しをきいた時は本当に驚いた。
寮の兄さんの部屋に行くと見知らぬ生徒の姿があった。
「どなたですか?」
私は言った。
「あっ、私、椎名さんに助けていただいた宇佐美 湊っていいます」
なるほど、兄さんはこの人を助けたのか。
「分かりました。後は私がみるので。ありがとうごいました」
「いっいえ、こちらこそ助けていただいてありがとうごいました」
彼女は騒々しく部屋を出ていった。
「まったく。世話のやける兄です」
しかし私はこんな兄が好きだ。見を張って他人を助けようとする兄を持てて幸せだった。
「私が側にいますから安心して寝ていてください」
〜椎名 聖side〜【END】
「いたた」
まだ痛みは完全に引いていないようだ。
「外、真っ暗だな。そして・・・。」
俺を看病してくれたのだろう聖がベッドに突っ伏して寝ていた。
「ありがとな聖」
そう言って寝ている妹の頭を撫でた。
「寝るか」
再び意識が暗闇に飲み込まれていった。
〜椎名 聖side〜
朝の休み時間、孝一さんに呼ばれて急いで寮に戻った。話しをきいた時は本当に驚いた。
寮の兄さんの部屋に行くと見知らぬ生徒の姿があった。
「どなたですか?」
私は言った。
「あっ、私、椎名さんに助けていただいた宇佐美 湊っていいます」
なるほど、兄さんはこの人を助けたのか。
「分かりました。後は私がみるので。ありがとうごいました」
「いっいえ、こちらこそ助けていただいてありがとうごいました」
彼女は騒々しく部屋を出ていった。
「まったく。世話のやける兄です」
しかし私はこんな兄が好きだ。見を張って他人を助けようとする兄を持てて幸せだった。
「私が側にいますから安心して寝ていてください」
〜椎名 聖side〜【END】
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