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夏の終わり

[502]  もね  2008-08-26投稿
柔らかな波に揉まれ
遠い海岸線を見ていた
ラクダの姿をして
小さな岩が今日は
光の中丸く見える
夏の終わり何だか私は空っぽで
思い出が波に消されても
あなたを忘れたくない
ほんの短い夢だったけど
あなたを覚えていたい
あなたの思い出を海に置いて
砂浜に振り向くと
海に入れず下を向いてる
恋より大切な人がいる
砂でお城作るって言ってたな
赤い灯台を背に私は
真っ直ぐ泳ぎ始めた

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